7月末から8月の初めにかけて、東北へ行ってきました。宮城、岩手、福島と3県を訪ね、三陸海岸沿いの被災地も見て、岩手で被災した友人の話を聞いてきました。テレビや新聞で見た光景とはいえ、その災害の規模の大きさに改めて驚き、心で手を合わせながらの撮影となりました。

東北で撮った鳥や風景の写真、被災地の被災状況を撮った写真はHPに掲載してあります。

三陸自動車道で石巻から北上する途中で見た夕暮れ。見渡す限りの水田の向こうに沈む夕日という宮城県ならではの風景です。

気仙沼市内の廃墟と化した商業施設には、ウミネコとツバメがたくさん集まっていました。

報道で「街が壊滅状態」といわれた陸前高田市内。遙か向こうの山まで何もなくなり、残っているのはガレキの山と廃墟となった鉄筋の建物のみ。

南三陸町の森林。赤くなっているのは津波で塩をかぶって変色した杉の木。押し寄せた波の高さが良くわかります。